Intalio|BPMSのプロセス状態表示はBAMを使う

2008/10/11追記:いや、BAMじゃないかも。自分でAPI呼んで取得するかも。

Intalio|BPMSをいじっていて「プロセス状態」や「今動いているインスタンス一覧」をプロセス管理画面以外でどう確認するのかが疑問だったのだけれど、そういうのはBAM(Business Activity Monitoring)の範疇なのね。
ただ、Intalio|BPMSのBAM機能はEnterprise Editionのみでサポートされていて無料のCommunity Editionでは使えないらしい。
http://bpms.intalio.com/bpms-screencasts/intalio-bam-5.2-enterprise-edition.html」にIntalio|Designerを使った動画での説明がある(「To see this screencast, click here」のところね)ので、それをみれば何となく分かった気になれる。

乱暴に流れをまとめると、

  • メトリクス定義をプロジェクトにエイッと作る。
    • メトリクス定義には名前、説明、keyプロパティ(複数可)、valueプロパティ(複数可)を設定する。keyプロパティとvalueプロパティは名前と型を設定する。
    • メトリクス定義をドラッグアンドドロップでビジネス・プロセス・ダイアグラムの適当なところに貼り付ける。
    • Mapper Viewにメトリクス定義のプロパティ一覧が表示されるようになるので、適当なタスクを選択して適当なプロパティに適当な値を設定するようにマッピングしてあげると、それが「当該タスクの時点で値がプロパティに設定される」の意味になる。
      • 前のタスクで設定されたプロパティの値はそのまま残るので、値の設定は差分のみ。
      • メトリクス定義は設定先だけでなく設定元にもなる(1ずつインクリメントする場合は設定元と設定先を同じプロパティにして間に「+」を挟み、そこに「1」を紐づけてあげればよい)。
  • メトリクスの内容を見たい場合はダッシュボード(Report)をプロジェクトにエイッと作る(実際にはBIRTみたい)。
    • ダッシュボードにはDataSetとしてメトリクス定義、QueryとしてSQL文を設定できる。

という感じ。
プロセス上のKPIポイントで適切なメトリクスを設定してあげることで、その時点のCSRパフォーマンスのレポートなどがすぐに手に入るというしくみ。
ここまで書いたものの、動画見た方が分かり易いか。