東国原知事の次期総裁候補発言について

「一期目で知事職をなげるのか」という批判は的を外している気がする。
知事が自ら「総裁にしてね」ってお願いに行ったのであればその批判は妥当だが、今回は自民党からの「出馬してよ」への返答である。当然、自民党があっさりその条件を飲む訳がないことは知事も承知の上だろう。
上記より「ユーモアを交えたお断り」と考えることもできるが、その後の本人の会見や表情などを見ると真面目な発言のようなので「基本的にはお断り。でも自民党に相当の覚悟があるのなら出てもいい。たぶん無理だろうが、そちらが本気ならこちらも本気で応える」と「出馬のお断り」「自民党への揶揄」「自民党への叱咤」「国政への色目」の入り混じった回答ではないかと思う。
ただ、短絡的に「不快な発言」として解釈する人が続出するのは本人の想定外であったかもしれない。