ドラッカーとスクラム

今更ながら最近ドラッカーを読み始めた。で、重ねて今更ながらスクラムも勉強し始めた。
ドラッカーはワシワシと本を買い込んで読んでいるが、スクラムの方は「第一回すくすくスクラム - kawaguti’s diary」に貼り付けられたニコニコ動画やodd-e.comの「スクラム入門」などを眺めてみたり。

――ぐぉ。裏で動画を一時停止しながらブログを書いてたら、ここで急にニコニコ動画時報が大音量で鳴って驚いた。

どちらもまだ入り口に片足を入れただけなのだが、動画の2枚目の以下の言葉は、ドラッカーの「体系化された理論よりも観察/体験して分かったことを重視する」という姿勢に似ている。

プロセスの原理がよく把握できた分野でモデル駆動方式を利用するのは主流だが、そのプロセスは複雑な場合は実験の結果や経験基づく方法を利用すべきである。(原文ママ

スクラム基礎理論 2/7(出典は「Process Dynamics, Modeling, and Control, Ogunnaike and Ray, Oxford University Press, 1992」らしい)

元々、ドラッカーの姿勢とアジャイルの考え方は近いような感じがするのだけれど、個人的に上記の類似点は単なる「予測型←→実測駆動型」の対比よりももう少し深いレベルで繋がっているような印象を受けた。