VSTO2005にはOffice2003「Professional Ed.」が必要ですよ
プロジェクトで「Microsoft Visual Studio 2005 Tool for the Microsoft Office System」(VSTO)を買ったら、インストール時に「Office 2003 Service Pack1がインストールされていない」と怒られた。
「入ってるよ」と思ったら「Standard Ed.」じゃ駄目らしい。
どうやら「Professional Ed.」であればExcelとかの単体でも良いようなので「じゃあ、Visioがあるからこれでどうでしょう」と思ったらこれも駄目。
きっちりVSTO2005で使うアプリの「Professional Ed.」が必要なのね。
それらの機能が動作しなくても良いので、せめてインストールぐらいはさせて欲しいのだが。
ひとまず「Office 2003 Professional Ed.」をお買い上げですよ。
ちぇ。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/office/vsto2003/VSTOIntro.aspx
まっさらの状態からJBoss Seamを使い始めるまでの作業メモ
ちゃんとドキュメントに書いてあるけれど、一応まとめとしてのメモ。
実は前に入れたので少しうろ覚え。
@入れたもの
- JDK 5.0(取得元)
- Eclipse 3.2.1(取得元)
- Ant 1.6.5(取得元)
- JBoss AS 4.0.5(取得元)
- jems-installer-1.2.0.CR1.jar
- JBoss IDE for Eclipse 2.0.0 Beta2(取得元)
- JBossIDE-2.0.0.Beta2-ALL.zip
- JBoss Seam 1.1.0 CR1(取得元)
@入れ方
- JDK 5.0を適当にインストールする
- JDK 5.0を環境変数「JAVA_HOME」に設定してbinにパスを通す(JREじゃないよ)
- Ant 1.6.5を適当に展開する(ものぐさな人はEclipseのplugins内にあるやつにパスを通してもよい)
- Ant 1.6.5を環境変数「ANT_HOME」に設定してbinにパスを通す
- Eclipse 3.2.1を適当に展開する
- JBoss IDE for Eclipse 2.0.0 Beta2を展開したEclipseの上で展開する(上書きが不安なら別のところで展開してフォルダの中身を適宜Eclipseのフォルダにコピーすること)
- JBoss AS 4.0.5をインストールする(ここは少し注意がいるので以下に詳細を記す)
- JBoss Seam 1.1.0 CR1を適当に展開する
- JBoss Seam 1.1.0 CR1を展開したフォルダ内の「build.properties」の「jboss.home」にJBoss AS 4.0.5のフォルダを設定する(tomcatはどうでもよさそう。フォルダ区切りの「\」は「\\」と書く必要あり)
- Eclipseを立ち上げてworkspaceの設定をしたり、JBossの場所を設定したりする
@Seamプロジェクトの作り方
- DOSプロンプトを開き、JBoss Seam 1.1.0 CR1を展開したフォルダに移動する
- コマンド「seam setup」を実行する(これは生成するSeamプロジェクト用の設定をするコマンド。JBossのフォルダとかEclipseのプロジェクト名を聞かれるので適当に答えていく)
- コマンド「seam new-project」を実行する(これは設定に従ってEclipseのworkspaceにSeamプロジェクトを生成するもの)
- コマンド「seam explode」を実行する(これは上で生成したEclipseのworkspace内のプロジェクトをビルドしてJBossにデプロイするもの。この作業をやらずにEclipseでビルドしてもよい)
- この段階でJBossを立ち上げ(WindowsならJBossの「bin/run.bat」を実行)、「http://localhost:8080/プロジェクト名」にアクセスすると自動生成されたページを見ることができる
@Seamプロジェクトの開発準備
- 上記の「seam new-project」まででEclipseのworkspaceにプロジェクトのファイルが生成されている
- Eclipseを立ち上げ「Javaプロジェクト」として上記プロジェクトと同名のプロジェクトを作成する(既に設定はすべて済んでいるので、余計な設定は触らずにプロジェクト名だけ入れて「Finish」ボタンを押すこと。プロジェクトの種類も余計なものを選択せずに「Javaプロジェクト」にすること)
- 後はEclipse上でファイルを適当に修正して保存すると、自動的にビルドからJBossへのデプロイまでのプロセスが走る(デプロイの際、JBossは落ちたままでも立ち上げたままでもよい。ただ、保存するたびにデプロイするので面倒な場合は自動ビルドを無効にしておき、デプロイしたいときだけビルドするというのもある(ただし、ビルドするまでクラス参照の不整合で怒られ続けることもあるので、これも面倒だったりする))
↓詳細はこちら
http://docs.jboss.com/seam/1.1BETA2/reference/en/html/gettingstarted.html
自動生成されたものはJSF+Faceletsで構成されているので事前にそれらの知識が必要。
あと、日本語を扱いたい場合はプロジェクトのプロパティでテキストファイルのデフォルトエンコードを「UTF-8」にし、自動生成されたファイルの「view/layout/template.xhtml」内にあるMETAタグのcharset指定をも「UTF-8」にするとよい。
※2006/12/04:「JAVA_HOME」「ANT_HOME」の記述を追加