標準化の文書とコンポーネント作成

前期(2004/04〜2005/03)のBSC(Balanced ScoreCard)のKPI(評価指標)に「公開する共有モジュールの個数=1個」となっていたため、1月から3月の間に文書とコンポーネントを作成。
文書は以下のようなものを作成。

アーキテクチャガイド
当社におけるWebアプリケーションの理念や構造、遵守すべきソフトウェア要求を示したもの。
コンポーネントガイド
当社における成果物の理念や構造を示したもの。コンポーネントはモジュール配布の最小単位。「コンパイルなしにライブラリを利用できること」「すぐ単体テストが実行できること」「ソースコードを改変してライブラリを再構成できること」などの要件とともにフォルダ構成やファイルの形式が定義されている。コンポーネントスクウェアの公開情報のサブセットの定義を含む。
コーディングガイド
当社におけるコーディングルールを示したもの。そのルールに準拠したCheckstyleの設定ファイルやEclipseの設定ファイルを含む。

会社では既に開発プロセス標準が存在し、それとは別に今後CMMIの評価を控えている。既存の文書体系を崩したり、これからの文書体系の邪魔にならないように作成する必要があるため、変なところで気を使う。
っていうか、まず先にCMMIの方を固めておくれよ。
上記の文書をごにょごにょと作成した後、小さなコンポーネントを2つほど作成。
IDEEclipse単体テストJUnit、コーディングチェックはCheckstyleカバレッジdjUnit、プロパティ編集はpropedit、構成管理はSubversion
みんなフリー。いい世の中になったものだ。
調子に乗ってBTS(Bug Tracking System)として影舞を導入しようと思ったが、上からの御達しでストップ。
運用方法も併せて今期に改めて検討することに決定。
CMMIがらみでSource Forge Enterprise Editionの導入も検討してもらえるようなので、そっちでまとめて扱うことになるかもしれない。
4月からはいよいよ基本フレームワークの開発である。